マラソンを走ってバターは作れるか?!
さて、しょうもないミッションばかり続いているけれど、今回も見る人によっちゃ、「あほやなぁ・・・・」と言われるヤツです。
30年くらい前でしょうか、カブ隊の指導者をしていたころ、生クリームをヤクルトの容器に入れてラップと輪ゴムでフタををして、思いっきり降り続けたらバターができて、それをパンに塗って食べるというプログラムをおこなったことがあります。
その後それを足首に容器を取り付けてハイキングをしたら、バターができるか・・・という実験をOGE9が率いるベンチャー達にやってもらったのですが、敢えなく失敗・・・。その時に「マラソン」だったらできるかも・・・と思い続けて早20数年、ようやくそれが実行されることになりました。
OGE隊の面々は、高齢化に伴い身体にガタがきているのでマラソンどころか100mだって全力で走ることはできまっしぇん。そこで白羽の矢が当たったのが、最近メキメキ力を付けてきている某地区副コミッショナーのOくん。ヒマさえあれば、全国どこかのマラソン大会にエントリーしている強者です。以前このプロジェクトを伝えたところいい返事をもらっていたのですが、なかなかいい機会が訪れませんでした。
そんな今回、H28.10月末に開催される水戸黄門漫遊マラソン(だったかな?)にエントリーしたものの、コンディション調整不足のためモチベーションが上がっていなかったらしく、ずーっと前に伝えてあったこのプロジェクトの実施可能を伝えてきました。
「例年より1ヶ月早い開幕戦。
第1回だから申し込んでは見たものの、暑さに滅法弱く夏に距離を踏
めない自分にはこの時期のフルは明らかに準備不足。
無理して故障すると今後の大会に影響するし、でも最初から3時間
カットを目指さないなんて出る意味自体ないし。
と葛藤した結果、今回は某先輩からの要請「マラソンを走ってバター
は作れるか」に大会出場の意味を見出すこととしました。タイムは二
の次ですが、できなかったらなんとなく悲しくなりそう。。
とは言っても、姉のベスト(3時間23分)に負けるのは癪なのでほ
どほどに走ります。」
もちろん、1も2もなく快諾し(・・・と偉そうにOKと上から目線で書いているが、実はお願いして)、いよいよ実現となったのであります。
本来であれば、全面支援&応援をするところなのですが、当日は県連内コミ会議とTT研究集会の日で支援も応援もならず・・・。Oくんの会議への欠席は直ぐに受諾(公私混同甚)し、彼は寂しくマラソンに参加するのでした。いやいや水戸地区のスカウト達が奉仕しているので、寂しくはないでしょう。
ペットボトルに生クリームを入れて、装着アタッチメントを自作し、どこが一番シェイクできねるかを試行錯誤した結果、「腰」が一番というこになって、そこに装着をしてスタート地点にスタンバイ。後ろにいた出場者はその腰のペットボトルとミルクを見て「??」だったでしょうねえ(笑)。
で、いよいよスタートしました。(右後ろ姿の写真、黄色の矢印が示す先にペットボトルあり)
で結果は・・・というと
「ほんとに固まった!」
「帰って、余分な水分を抜いてちょっと冷やしたらまごうことなきバ
ターになった。
保存料も全く入れてない上に日中ずっと振り回してたからどう考えて
も長持ちはしないので、明日バター焼きでも作ります。」
見事、ミッションコンプリート!!
後日、食卓の写真を送ってくれました。ありがとう。
これにて、ミッション03をすっ飛ばして、ミッション04完了。
(新たに隊員登録されたOGE14)
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