日本ボーイスカウト茨城県連盟
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IB TOWN (リーダーズクラブ)

野営グッズの選び方 (食べる)

 

 

 ここでは、野外での楽しみ「食事」について、何を用意すればいいのかを説明しよう。。

 

  食器

 

●カブでは

  食器については、ビーバー隊やカブ隊では、ボーイスカウトエンタープライズで販売している「ポリプロ食器」がいいでしよう。

 収納袋を作ればOKです。丈夫で長持ち、無理な力をかけて変形してもすぐに戻ります。

 

●ボーイ以上

 ボーイ以上になると、クッカー(コッヘル)という直接火にかけられる小型の金属製のものを勧めています。  これは、大きさや材質はいろいろですが、サイズの違う鍋を幾重にも重ねられる(スタッキングという)のが特徴で、しっかり持つことができる取っ手のついたものを勧めます。

 移動キャンプをする場合は、特に重量を抑えたいので必要最小限のセットを考えましょう。

 

●材質と構成

 材質は、アルミとチタンが主流です。

 チタンは薄くて軽いのですが、熱伝導率が悪く、焦げ付きやすくて、価格が高いという欠点があります。とにかく重さを1gでも軽くしたい・・・という場合には選択肢に入ります。

 ステンレスは丈夫で、熱伝導率はこの3つの中でいちばん良いのですが重いです。キャンプがメインであれば、アルミ製を勧めます。

  構成は、鍋:大小、フライパンと皿が各1つが最小構成でしょう。

 

●他には

 シェラカップは、そのままカップとしてつかえるのはもちろん、死食器として、また直接火にかけてもOKで、しかもカップの縁がさほど熱くならないのでなので、手軽にお湯を沸かし暖かいお茶やコーヒーなどを飲む時に便利です。 また、取っ手の形がベルトに挟んだり、引っかけたりするのにちょうど良く、いちいちパックにしまわなくて済むので重宝します。

■ポリプロ食器

■クッカー(コッヘル)

■シェラカップ

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  スプーンセット(カトラリー・チャウキット)

 

 我々の間では、俗称これを「武器」と呼んでいます。

 これもキャンプ等で使用しますが、これはビーバースカウトでも使いますので、用意しておきましょう。

 また、意外と箸の使用頻度が高いので、箸が付属していない場合は、別途「箸」を用意してください。

  まぁ、正直なところ、このセットのナイフとフォークはほとんど使ったことがありません。・・・と言うことは、家庭にあるスプーンと箸でも十分ってコトですね。

  皆がほぼ同じモノを使っていますので、必ず油性マジックで名前を書いといてくださいねー。

 

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  ストーブ(クッキングコンロ)

 

 ストーブとはコンロ・バーナーのことです。ベンチャー以上の移動キャンプで必要となります。ボーイ隊では個人で揃える必要は特にありません。

 

 

●どんなタイプがいいか

 ベンチャーの移動キャンプを考えると、軽くてコンパクトなものが適しています。

  燃料がガソリンのものは概して大きく重くなっていますので、選択肢としてはほぼガスとなります。 ただ、ガスは低温下では気化しにくくなるので、低温用のガスカートリッジがラインナップされているメーカーのものを選んでください。

 班で使うのであれば、ホワイトガソリンの2バーナーや卓上のカセットコンロということになるでしょう(16NJや23WSJではカセットコンロを使用しました)。少しでも野営の気分を味わいたいのであれば、右下のホットマンバーナーがおすすめです。

 スカウト活動は、冬期の野外でも行いますので、カセットコンロの中でもブースターが付いているモノを選びましょう。ゴースターとは、ガスのボンベを温める装置です。寒冷地でも高火力が保てます。

 

●ガスボンベの規格

 ただし、ガスカートリッジはメーカーによって規格がまちまちです。

 仲間と共用で使う、ランタンにも使う・・・となると、仲間で同じ規格(会社)のモノを揃えることになります。よく比・較検討してください。

 また、入手のしやすさも考えなければなりません。住居の周辺で調達できるものであることも大切な選択の要素となります。 最近は、コンビニでも売っているカセットガスが使えるカセットガス用のストーブもあります。(カセットガスは、イワタニやユニフレームといった有名メーカーのものはほぼ大丈夫ですが、ホームセンターやコンビニの廉価品は性能がまちまちです・・・が使えないことはありません。特に寒冷地では事前に燃焼実験をする等の確認をすることをおすすめします。)

 

●他のポイント

 もう一つ重要なポイントがあります。それはバーナー部の大きさと形状です。

 コンパクトになればなるほど、炎の出方が中央集中型となります。これだと薄手のコッヘルでは中央部分にしか火が回らず、特に炊飯ではコゲやすくなります。火の熱を広げる工夫(もしくは機器)が必要となり、その分重量が増えてしまいます。

(下欄左:PRIMUSのフォールディングトースター 190g、 右:ユニフレームの「バーナーパット」Sで50g)

 

  バーナー部が大きいと炎が広がりますので、風の影響は受けやすくなりますが、火はよく回ります。(バーナー形状で横から炎がでるタイプもあります。)

 また、輻射熱に注意しなくてはなりません。セラミック製品や鉄板、焼き網などは、大量に輻射熱を発生し、ガスカートリッジを加熱すると、内部圧力が急激に上昇し、場合によっては爆発することもあります。カセットボンベ式のものはその構造上特に注意しなくてはなりません。

■ガスストーブ(専用ガス)

■ガソリンストーブ

(ピーク1)

■カセットガスが使えるコンロ

(ジュニアバーナー)

■カセットガスが使えるコンロ

(ホットマンバーナー)

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  水筒

 

 水筒は、野外の活動では必ず必要になります。いかい、野外のどんな活動かによって、選択肢が変わっていきます。

 

 

●どんなタイプがいいか

 

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