●スカウトの日とは?
毎年9月の第3月曜日は「スカウトの日」です。
「スカウトの日」は、全国のスカウト・指導者が地域社会への奉仕活動をはじめとして、様々なスカウト活動を全国の各地域において一斉に展開し、加盟員一人ひとりが地域社会に貢献するとともに、地域社会に根ざした実践活動する日です。
昭和49年(1974年)、北海道千歳市内で開催した第1回シニアースカウトフォーラムで「より良い社会を目指して、スカウトは何をすべきか」について討議された結果、「スカウト奉仕の日」を全国的に展開することが提案されました。
日本連盟ではこの提案を受け、昭和50年から、5月の子供の日を中心とした1週間を「スカウト週間」として、「より良き社会を目指して/美しい日本を作ろう」を統一テーマに、全国的にスカウトたちが街に出て、奉仕活動を展開していくこととしました。「スカウト週間」は平成元年までの15年間にわたり、多くのスカウトの参加を得て実施しました。平成元年に15年間の実施状況を再点検し、平成2年には「スカウト奉仕の日」として、また国際環境年にちなんで「スカウトカントリー(缶トリー)大作戦」を統一テーマに展開しました。そして各参加団からの報告内容を整理・分析したうえで検討を行い、名称を「スカウトの日」としました。
●スカウトカントリー大作戦 から
地球大好き! I Love the Earth. へ
スカウトカントリー大作戦は、平成元年に大阪連盟がポイ捨て空き缶の回収を「カントリー(缶トリー)大作戦」として行っていたものを全国的に展開することとし、平成20年度まで「スカウトの日」の統一テーマとしてきました。
20年間の「カントリー大作戦」では、延べ100万人のスカウト、指導者が参加し、約800万本の空き缶と50万本のペットボトルを回収してきました。
20年を節目として、平成21年度からは新たなテーマの下で実施しております。合言葉は、「地球大好き! I Love the Earth.」です。スカウト一人ひとりが、地球の環境についてより深く考え、身近にできる活動を展開し、広く社会へアピールしていくことを期待して、このテーマを設定しています。
また、世界のスカウト運動でも取り組んでいる「クリーン・アップ・ザ・ワールド」に登録して活動しています。
茨城県連盟の取り組み