日本ボーイスカウト茨城県連盟
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県連情報

■ デンリーダー講習会(土浦)

2021/06/27 土浦青少年の家

自分の立ち位置の再確認

 

 私は昨年10月よりつくば第3団カブスカウト隊のデンリーダーをしています。現在、上の兄がボーイ隊1年目、下の妹がカブ1年目、私がデンリーダー1年目で、よく考えるとそれぞれが1年目の時期を過ごしていることがわかりました。

 コロナ禍ということもあり、通常の活動ができず、オンライン活動も多いので、デンリーダーとしての役割は担っているものの、実際に身についているかといえば時間だけが過ぎて不安の方が強いのが正直ですので、今回基礎から学べたことはとても有意義でした。

 デンリーダーを引き受けるにあたって、デンリーダーは実際にどのような役割でいるのかということは、上の子の時にお世話になったので何となくはわかっていましたが、講習を受けている段階ではまだデンリーダーハンドブックも持っておらず、名前や使う言葉の意味は正確に把握していなかったので、今更ながら勉強させていただきました。

 カブスカウトのカブの意味、カブ年代の子ども達の特徴、それらが徒党を組む狼の子どもであり、その活動拠点になるのがデンであり、そのまとめ役がデンリーダーであること、競い合うことで成長する年代であること、これらが基本であり、一連につながっていることを改めて知識として俯瞰できました。カブ歌集を出して歌うことがほぼないため、歌の中に「足がら山物がたり」という言葉があっても、何を意味するのかと疑問に思うことがありませんでした。日本のバックグラウンドだからですが、知らないで活動するよりも、背景や言葉の意味を理解して活動するのでは、心持ちが全く違うと思いました。そもそも、「スカウト」の意味すら正確に把

握できていなかったので、「斥候」と知り、それを実行することが自ら見聞きした情報を元に、正しい判断をすることにつながると知って合点がいきました。

 ボーイは「教育」だけど、カブは「訓育」(しつけ)である。だから導いたりヒントを与えるような存在でいることが大切であるし、一番スカウトに身近に接するのがデンリーダーだから、家族と隊を結ぶ大きな存在であるというお話を聴いて、自分の立ち位置の再確認ができました。

 実際の研修では、次長をしましたが、一つ一つの行動や動きをスカウトになることで、わかっていたつもりができていなかったことに気づいたり、スカウトの気持ちにも目を向けることができました。

 他の隊とのコミュニケーションも楽しかったです。もう少し、お互いのお名前を呼び合う機会があればより仲間意識が強くなったかもしれませんが、実際の活動でも子ども達同士で名前を呼ぶ機会がないので、何か工夫ができればいいなと思いました。

 研修で得たことを少しでも活動に活かしていきたいです。ありがとうございました。  (M)

みんなの「楽しい」のために

 

はじめに

 子供のカブ隊上進とともにデンリーダーとなって3か月というタイミングで参加させていただきました。デンリーダーのひとつのロールモデルというものを知ることができたこと、他の団の指導者たちと交流・情報交換をすることができたこと、とても有意義な一日となりました。今回の講習で学んだことを、当日は5つのセッションでしたが大きく3つにまとめてみました。

 

カブ隊の位置づけ

 ボーイスカウト運動の由来や、言葉の由来について学びました。デンリーダーは「群れのボス」ともいうべき存在で、大人の関与が大いに必要なカブ隊の子供たちにはデンリーダー次第で組の性格もかわってきます。でもそれでいいよ、どんな関り方でも間違っていないよと肯定された気がしました。

 

カブ隊の集会や進歩制度について

 カブ隊の独特のコールやサインについて、組集会と隊集会の流れについて、実践も通じて学んでいきました。組集会でさんざんロープの練習をした後に、隊集会としてハイキングに出発したときは関連が全く想像できなかったので、途中通過地点で本結

 

びができるかチェックするという意外なつながりがでてきて楽しかったです。ハイキングも、予報されていた雨が運よく降らず、ふだんの子供たち以上にはしゃいでミッションをこなすことに夢中になってしまいました。

 

デンリーダーの役割について

 保護者と良好な関係を築くことがとても大切だと改めて感じました。忙しい保護者が多く話す機会を得られないことも多いのですが、子供たちが頑張っていること、興味のあることをはじめ、活動の様子、ふだんの様子など、保護者といろいろ情報交換して個々の性格を理解することで活動中の接し方のヒントともなり、デンリーダーとしての役割がより発揮できるのではないかと思います。

 

おわりに

 スカウトも指導者もみんなが「楽しかった」気持ちが残るような活動が目標であり、「楽しい」を続けられるとメンバーも増える、そんな良い循環ができるといいなと思います。みんなの「楽しい」のためにスカウトと隊長の間の立場のデンリーダーがいるということを常に念頭におきつつこれからも「楽しんで」いきたいです。        (T)

 

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■ ロープ結び研究会

2021/07/04 高萩スカウトフィールド

自分の力でやれたことが、とても誇らしい。

 

「やった~、出来た~‼」

 こんなに心踊る様な感覚を味わうのは、何十年ぶりだろう。

 いくつになっても、出来なかったことが出来るということ、それも、自分の力で出来たことが、こんなにも嬉しいことなんだと、改めて、実感することが出来た講習会でした。参加して、本当に良かったです。

 実は、講習会直前まで、講習会への参加が、不安で仕方なかったのです。

 というのも、子どもの頃から、超度級の不器用で、リーダーになって、何冊かロープの書籍を買い求めてみたものの、ページを開いてトライしても、頭の中は、こんがらがって、はてなマークが増えていくばかり。そう言えば、若い頃、編み物にチャレンジしたけれど、一つとして、自分の力だけで、完成出来たものはなかったなぁ。

 講習会では、講師の杉浦さん、太田さん、木名瀬さんに、根気強く、丁寧に教えて頂きました。

 書籍を見るだけでは、理解出来なかったことが、実際に、目の前で実演して下さると、「なるほど!そうか!そうすればいいんだ!!」と、分からなかったことが、「わかる!」に変わっていきました。心が軽くなる瞬間でした。

 

 ただ単に、結び方だけを教わるのではなく、実際にこんな風に使うのだということも、教わりました。

 柱と柱の間に、ロープを張る。初めて、カラビナを使ってみた。

 カラビナが使えるなんて、自分って、何だかかっこいい!

 タープも一人で張ってみた。突っ込みどころはたくさんあるけれど、出来た!自分の力でやれたことが、とても誇らしい。

 不器用さは、武器になる。スカウトの気持ちに寄り添うことが出来るし、その頑張りが、いかに尊いことか、はかり知れることが出来る!

 この講習会で学んだことを、活動にどの様にいかしていくか、リーダー会議で話し合い、たくさん、スカウトの自信に溢れた笑顔が見られます様に。

 先ずは、講習会で学んだことを忘れない様に、地道に、コツコツと努力しなくてはいけない。(M)

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■ スキルアップセミナー「スカウトソング」

2021/07/11 笠間市ともあ

歌うって気持ちいい!

 

 開催案内にも書いてありましたが、我が団もご多聞にもれずソングがあまり聞こえてこないと感じていました。

 大きな大会に参加の際、移動の時、キャンプの時など自然に歌って活動をしているスカウト達を見かけては歌が身近にあるのだなと感じ、この距離感はどこから、また何が違うものなのかとかねがね思っていました。

 さて研修会ではくどい説明もなくたくさんたくさん歌いました。今まで全く聞いたことのない歌、外国のマーチに日本語を当てて歌いにくい歌だなあと今まで避けていた歌などもありました。

 しかしどの歌も伴奏なしで歌いだす講師たちはすごい! おそらくスカウト時代に慣れ親しんだ歌はずっと耳に残っている証だと思いました。

改めて活動とスカウトソングは両輪なのだと感じました。

 その時その時にみんなで歌うことで活動も楽しく感じるし、活動そのものが記憶に残るものになってゆくのだろうと思いました。

 楽しいと思えたことは次のチャレンジのきっかけや自信となって蓄積されてゆくはずです。

 講師のお一人が研修会を始めるときに 自分が今ここにいるのはスカウトソングがあったからだ とおっしゃっていましたが、ああ納得!

 今回の70周年記念ソングは全員が歌う共通ソング、リズミカルで楽しい! こうした機会をきっかけに「歌うって気持ちいい!」につながるといいなと思いました。

 これからも技術の習得と併せてもっともっとスカウトソングの研修会が増え、経験者の輪が広がり、スカウトソングを歌うことがもっと普遍的になると思いました。

 楽しいソングをありがとうございました。(K)

 

楽しく歌うことの大切さを伝えよう

 

 我がビーバー隊は,今年4月に発隊したばかりで,指導者とスカウトは何もかもが初めてのことばかり。スカウトソングが歌えないのはまずいとの危機感があり,今回のスカウトソング研究会に参加しました。最初は厳しく歌の指導があるのかと緊張していましたが,講師の方々が優しく,時々冗談をまじえながら丁寧に教えてくださり,徐々に緊張がほぐれていきました。スカウトソングの曲の多さに驚きました。私が知っている曲はほんの一握りでした。次々と多種多様な歌を教えていただき,皆で歌い,楽しい時間を久々に過ごせました。歌を人前で歌うことに自信がなかったのですが,講師の方から「下手でもいい、楽しく歌うことが大切」との話を聞き,気持ちが楽になり,スカウトにも楽しく歌うことの大切さを伝えようと思いました。

 午後からの70周年記念リレーソング「みんながみんな英雄」の録画は,最初はやりたくない気持ちでいっぱいでしたが,順番が来て歌い始めたら,なんだかワクワク楽しくなり,リラックスして,自然と体でリズムをとりながら,まるでアーティストになった気分で最後まで歌えました。講師の方々,歌の楽しさを教えてくださり本当にありがとうございました。今後は,ビーバースカウトたちと歌って踊って楽しい時間をたくさん作っていきたいと思います。

 先日,県連のホームページに私たちの歌って踊っているときの写真がアップされているのを見ました。照れるなぁというのが見たときの感想です。でも,それだけ楽しんでいるのが伝わってくる写真なのでアップしてくれたのだと思います。ほかの方々にもこの写真を見て,スカウトソング研究会の楽しさが伝わるといいなと思います。機会があればまたスカウトソング研究会に参加したいと思います。そのときはまたよろしくお願いします。(E)

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