70周年を超えた飛躍の年に
連盟長 関 正樹
新年あけましておめでとうございます。2022年が皆様にとって希望の年となり、日本ボーイスカウト茨城県連盟が飛躍する年となることを祈念しております。
2021年は世界的にも新型コロナウィルスが猛威を振るい大変な年でした。1月と4月の2度にわたる緊急事態宣言の発出、第5波とよばれるデルタ株の大流行、医療のひっ迫と自宅療養者の急増など、日本全体がコロナに翻弄されました。日本ボーイスカウト茨城県連盟でも、8月に予定していた第20回茨城県キャンポリーが中止となり、11月の70周年記念式典は2022年2月に延期となりました。また、多くの指導者研修やスカウト訓練が中止や延期となり、スカウト活動も自粛を余儀なくされました。
しかし、そのような状況にあっても、オンライン隊集会の開催や、スカウトが自宅で取り組める活動の工夫をされた団・隊も多くありました。また、これまで集まって対面で実施していた会議や研修がオンラインとなり、参加しやすくなったり、時間や経費が節約できたりと、良い変化も生じています。ボーイスカウト運動を絶やさないために、多くのスカウト・保護者・指導者の皆様、関係諸団体の皆様にご尽力いただいたことに、深く感謝いたします。
日本ボーイスカウト茨城県連盟では、創立70周年を契機に「茨城県連盟の未来のための取り組み」をまとめ、「今」を変えることで、「未来」を創ろうと考えています。そのためには、スカウト運動の原点に戻り、子どもたちが楽しく自発的に活動するスカウト活動を展開しなければなりません。私も微力ながら連盟長として、茨城県やボーイスカウト振興茨城県議員連盟、ボーイスカウト茨城県連盟維持財団などの行政・諸団体と連携協力して、この運動の発展に尽力したいと考えています。
日本ボーイスカウト茨城県連盟が、70周年を超え「未来」に羽ばたく飛躍の年となるよう、隊・団・地区・県連盟が力を合わせて取り組んでまいりましょう。