日本ボーイスカウト茨城県連盟
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県連情報

富士スカウト章の考査に関する特別措置

2020 年 5 月 24 日 施行

ボーイスカウト日本連盟

 

 ※朱書部分が2021.05に修正された点です。(青字ではなく赤字により対応してください)

 

以下の細目について は、新型コロナウイルスの影響により 考査 が不 可能 な場合、「 特別の考査細目 」 を適用する。

 

2 スカウト技能

  ⑵ 自ら設定する課題により、2泊3日の単独キャンプ(固定または移動)を 計画し、隊長の承認を得て

   実施後、評価を報告書にまとめ隊長へ提出する。

(特別の考査細目)

  ⑵ 自ら設定する課題により、2泊3日の単独キャンプ(固定または移動)を計画し、隊長の承認を得て

   実施後、評価を報告書にまとめ隊長へ提出する。

   ただし、 外出や活動の制限、自粛等により野外活動の実施が不可能な場合、 後日必ず実施と報告書を

   提出することを約束し、実施までの間に、計画実行に向けて研鑽・努力する課題を設定し隊長に報告

   する。

  →ただし、外出や 宿泊等の活動に関する制限、自粛等により実施が不可能な場合、 計画を立て、その

   計画の実行に向けて可能な研鑽・努力する課題に取り組み、結果を隊長に報告する。

(留意点)

  ※ これまでの進級で積み重ねてきた成果を試すのに十分な課題設定を設け、また野営経験や活動で

    培ってきた知識・技能を活かし、 安全(不測の事態への対処も含む)に単独行動して、課題を完遂

    できる内容の計画書であるかを考査の基準としてください。

  ※ 今後、段階的に制限や自粛すべき状況が緩和されることが想定されますが、長期にわたり感染防止

    の行動が必要なることが予測されます。 よって、実施を前提する上で、ルートにおける訪問先に

    ついては、出来る限り「三密」を避ける計画を立てるよう指導してください。

  ※ 「計画実行に向けて研鑽・努力する設定」とは、課題に必要な知識の研鑽や移動野営に必要な技

    能・体力ためのトレーニングなど実行までに継続的な実践が可能なこと(過度な負担にならないよ

    う、気持ちが継続するような目標になるよう指導してください)。

 

4 奉仕

  ⑵ 地区、県連盟、日本連盟の行事等に奉仕し、その実績を報 告する。

(特別の考査細目)

  ⑵ 地区、県連盟、日本連盟の行事等に奉仕し、その実績を報告する。

   ただし、当該行事の開催がない場合は、以下のうち一つを実行する。

   ① 隊長、コミッショナーの協力を得て 、地区や県連盟または複数団による「集合・対面にならない行

    事」を企画し、実行委員または 運営委員として奉仕し、その実績を報告する。

   ②隊長、コミッショナー の協力を得て、地区や県連盟または複数団による「 オンライン スカウト

    フォーラム 」を企画し、実行委員または運営委員として奉仕し、その実績を報告する。

  →ただし、当該行事の開催がない場合は、以下のうち一つを実行する。

   ①隊長やコミッショナーの協力を得て 、地区や県連盟または複数団による 「集合・対面にならない行

    事」または「小規模な行事」を企画し、実行委員または運営委員として奉仕し、その実績を報告す

    る。

   ②隊長やコミッショナーの協力を得て、地区や県連盟または複数団による「オンライン スカウト

    フォーラム」を企画し、実行委員または運営委員として奉仕し、その実績を報告する。

   ③隊長やコミッショナーのアドバイスを得て、地域、他団体等の行事に奉仕し、その実績を報告す

    る。

   ④隊長やコミッショナーのアドバイスを得て、その他、地域の課題について考え、課題解決に向けた

    社会貢献を企画し、実施する。

(留意点)

  ※ 地区、県連盟の枠組み限らず、地域、友好団など複数の団をまたいだ行事でも構いません。

    「集合・対面にならない行事」とは、家にいて参加できる行事や直接会わずに行う行事を意味し、

    スカウトに創意工夫で企画させてください。 必ずしも Web の活用は必要ありません。

    (例:メンバー全員に手紙を送り、同時刻・同アクションをして何かの共有するイベント、Webを

       を活用したオンラインイベントなど)

  ※  計画・実施に際しては、すべてを当該スカウトにすべて任せるのでなく、主体的に関わりながら実

    施できるよう、役割と権限を明確にして協力・支援してくだください。

  ※ Webの活用に際しては、スカウトの環境、保護者の理解、SNS使用のマナー、セーフ・フロム・

    ハーム等に十分な配慮をお願いします。

 

5 信仰

  ⑴ 宗教章を取得するか、取得に対して努力したことを隊長に認めてもらう。

(特別の考査細目)

  ⑴ 宗教章を取得するか、取得に対して努力したことを隊長に認めてもらう。

   ただし、 宗派の開催する講習会の開催されない場合は、隊長の協力を得て、可能な限り教導職の方の

   指導・助言等を受け、宗教・宗派の教えに対する理解を深めるともに、信仰心を 高めるための行いを

   一定期間実践し、レポートにまとめ隊長に提出する。

(留意点)

   レポートの内容は、各宗派宗教章の細目を参考に して 、調べること(宗教・宗派の歴史や教え、礼式

   の作法など)、教えに基づいた 実践の計画・実施・報告、信仰心に基づいた今後の生き方など 、まと

   める項 目を指導してください。

     参考:「宗教章授与基準の一覧」

     https://www.scout.or.jp/member/wp/wp-content/uploads/2019/06/syukyosyojuyokijun20200401.pdf

  ※ 後日、宗派の開催する講習会の開催された際は、受講のうえ取得を目指すことを奨励する。

 

 

6 成長と貢献

  ⑴ 隼スカウトとして自己の成長と社会に役立つための課題を設定し、個人プロジェクト(研究、製作、

   実験など)を自ら企画して隊長の承認を得たうえで、少なくとも1か月以上にわたって実施、完結さ

   せ、隊長に企画書、計画書、および報告書を提出する。

(特別の考査細目)

  ⑴ 隼スカウトとして自己の成長と社会に役立つための課題を設定し、個人 プロジェクト(研究、製作、

   実験など)を自ら企画して隊長の承認を得たうえで、少なくとも1か月以上にわたって実施、完結さ

   せ、隊長に企画書、計画書、および報告書を提出する 。

   ただし、実施する内容が、野外での活動や複数人数が対面で実施しなければならないために 実施が不

   可能なものは、後日必ず実施と報告書を提出することを約束し、実施までの間に、計画実行に向けて

   研鑽・努力する課題を設定し隊長に報告する。

  →ただし、外出や宿泊等の活動に関する制限、自粛等により実施が不可能な場合、計画を立て、その計

   画の実行に向けて可能な研鑽・努力する課題に取り組み、結果を隊長に報告する。

(留意点)

   「実施する内容」について、スカウトの意志を尊重することを大前提として、可能な限り代替的な方

   法や課題へのアプローチの変更により、プロジェクトの目的・目標達成に向けて行動が起こせるよ

   う、アドバイス や 指導をして くだ さい。