日本ボーイスカウト茨城県連盟
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IB-GP (IBARAKI GRAND PRIX) 2023
 2022 県大会結果

 レースカーを作るにあたっては、いかに早く走らせるか。形は? 重量は? バランスは? タイヤの抵抗は? など考えなければならないことがたくさんあります。

 子どもにとって難しい問題でも、親子で考え、仲間と考え、そして試行錯誤し、創意工夫で作り上げる。そしてレースで勝てば親子や組で喜び合い、負ければ一緒に悔しがる・・・。そして、負けた原因を探り当て、その解決をして、更にいい物を作り上げていく。そんなプロセスを経験することはとても大切なことであり、また、成長に大きく役立っていきます。

 

 どんなデザインの車にするのか。F1? スポーツカー? トラック? 新幹線?

どこにかっこよさを求めるかにセンスが出ます。

 そのイメージをのこぎりやナイフなどいろいろな道具を使い、木を削り出していきます。そしてツルツルになるまで磨いて、配色を考えて色を塗って、そうして自分だけの車を作り上げます。

 競技車両規則 (レースカーの規格、作り上げるときのルールです)

 競技車両を作るにあたっては、全員が守らなければらない「統一レギュレーション」と、部門(クラス)によって異なる「クラス別レギュレーション」の2つの車両規則があります。

 ● 統一レギュレーション2023・・・これまでと変更ありません

※ゼッケン

 ゼッケンは、地区大会および県大会それぞれで大会本部が指定します。

 ゼッケンの大きさは、縦25mm・横30mmのシールで、車両の上部に貼ることとします。レースカーにはそのスペースを設けなければなりません。

 また、ゼッケンの色は、地区大会では任意とします。

 県大会では、Bクラスは水色、Cクラスはオレンジ、A位はピンクとします。

○車両の大きさ

   ・車幅 100mm以内(10cmを0.1mmでも超えたらだめです)

   ・車長 200mm以内(20cmを0.1mmでも超えたらだめです)

   ・車高 150mm以内(15cmを0.1mmでも超えたらだめです)

 

○車両の重さ

   ・車重 500g以内(ゼッケンやステッカーや塗装が完了し、車検を受けるときの車両重量が

             500gを0.1gでも超えたらだめです)

 

○走行関係

   ・車軸は2本、タイヤは4つとする(IB-GP2022から)

   ・最低地上高 10mm以上

   ・左右のタイヤの内側の距離 65mm以上

 

○車両の材質、形状

   ・シャーシ(タイヤを取り付ける基礎部分):木材に限る。形状は自由(Aクラスを除く)。

   ・ボディ(シャーシの上に乗せる本体)のデザイン(形、色、材質):自由。

   ・車体は、1つの木材を削り出す等加工しても、複数の部材・材料を接合させても可

   ・タイヤは、F1のように車体の外側でも、ツーリングカーのように車体の内側でも可。

   ・デザイン上必要と思うもの(ウイング、スポイラー等)は、レギュレーションの範囲内

    であれば可。

 

○県大会予選(地区大会)と県大会本戦の競技車両

   ・県大会(本戦)には、県大会予選(地区大会)に出場した車輌に手を加えてはならない。
    ただし、県大会予選(地区大会)で破損した箇所をのみを修理することは可能とする。

 

○その他

   ・車体の上部には、大会が定めたゼッケンを貼付し表示するため、横3cm×縦2,5cmの平面の

    スペースを設けること(半数以上のレースカーで守られていません)

   ・また、大会スポンサーがある場合は、所定のステッカーを所定の位置に貼付しなければなら

    ない。

 

 ● クラス別レギュレーション2023

※2021からの変更点(2022からの変更はありません)。
  ・BCクラスでの、指定のシャーシ使用が規定から外され、使用が義務づけられるのは、
   車軸キットのみとなりました。

  ・Bクラスで使用できるタイヤは、Cクラス同様に指定の競技タイヤとなりました。

  ・前年に作成したレースカーの再使用はできないこととしていましたが、シャーシについては、

   再使用を認め、ボディを変更することで、レースに出場することができることになりました。

 

○競技車両作製の原則

   ◦Cクラスのレースカーは、カブスカウトが作製する。親はサポートにとどめる。

    Bクラスのレースカーは、ビーバースカウトが親と一緒に作製する。

   ◦レースカーは、その大会用(当該年度)に作製されたものであること。

    ただし、昨年のレースに使用した車のボディ以外は再使用できます。

   ◦レースカーは他人から購入したり、プロが作製したものは、認められません。

 

●Bクラス (ビーバー部門)および Cクラス (カブ部門)

 ◦車軸

    指定の車軸キットを使用して作ります。

     ※車軸は、昨年作成した競技車両から移設してもかまいません。

 ◦タイヤ

    指定の競技タイヤを使用し、指定の車軸に取り付けます。

      (IB-GP2022からは、指定の競技タイヤに限ります)

     ※「指定のタイヤ」は県連事務局に注文ください。

 ◦車のシャーシ、ボディ

    シャーシは自分で用意した木材を、統一レギュレーションの範囲内で自由に作り上げ

    ます。

    ボディも自分で用意した材料で、自由にデザインして作ります。

 ◦次のものを競技車両に付加してはいけません。

    ⓐコース材と競技車両の摩擦を軽減するための一切のもの。

    ⓑ車軸と車輪の摩擦を軽減するための一切のもの(油脂類含む)。

 

●Aクラス (オールフリー部門)

 ◦オールフリーですが、全て自由というわけではありません。競技車両規則「統一レギュレーショ

  ン」は守らなくてはなりません。

 ◦A部門のタイヤ

   最低地上高が10mm以上、左右のタイヤの内側の距離が65mm以上、確保できれば、タイヤ径

   やタイヤの幅は自由です。