日本ボーイスカウト茨城県連盟
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 県連情報TOPへ  イベント・派遣情報  第20回キャンポリー  ▶アウトライン  ▶参加にあたって  ▶参加手続・各種手続  ▶プログラム  ▶キャンプ生活  ▶その他

20IC 参加に当たって

(事前確認事項)

1.参加形態

 20ICでは、新型コロナウィルス感染拡大により事前訓練等が難しくなることを想定し、標準隊編成の合同団を必須とせず、所属団・隊を基本参加単位とする合同野営大会形式としました。また、県内のボーイスカウト隊で隊員数が1班8名に満たない少人数隊が増えていることから、近隣の団との合同隊も可としています。

 

 (1) 合同隊を編成する場合の注意点

  •  合同隊では、それぞれの団の指導者が協議しても合同隊の指導者を選任し、指導を依頼する形となります。しかしながら、安全管理・危機管理とボーイスカウト組織における責任管理体制においては、その基本は所属団にあります。現場では、合同隊の指導者が管理責任を負いますが、それは参加者のそれぞれの所属団の後ろ盾があることが大前提です。
  •  参加スカウトの保護者にとって「合同隊」という形式での参加について理解が不足していることが考えられます。各団委員長及び原隊隊長におかれましては、事前に十分な説明をお願いします。

 (2) 隊で選任する担当者

  •  今回のキャンポリーでは、隊長や班長等以外の役務として、次の担当者を選任します。
  • 【参加隊】
  •  ○安全・危機管理責任者(指名された副長等)
  •   キャンポリー期間中、隊における全ての安全管理・危機管理及び健康に関する事項を
  •   指導監督し、現場の安全管理を担当する。
  •   また、隊のコロナ対策を統括する。
  •  ▶毎日「安全会議」(大会本部で17:00から開催)に出席する。
  • 【班】
  •  ○安全係(通常は次長)
  •   キャンポリー期間中、班内の安全管理・危機管理及び健康に関する事項を担当する。
  •   また、班のコロナ対策をチェック・指導する。

 

2.参加隊のコロナ対策

 「スカウト活動のためのガイドライン Ver.6.6」(2021/5/9改訂)に準拠した対策を、事前訓練の時から参加隊で実施し、指導者・スカウトとも十分に理解・実践したうえで、20ICに参加してください。

 特に、参加2週間前の行動観察と健康観察をしっかり行い、記録をとるようお願いいたします。

 保護者の中には、コロナ禍の中の大会に不安を感じる方もいらっしゃると思います。県連盟や団・隊が実施するコロナ対策を丁寧に説明し、理解を求めるとともに、それでも不安を感じる場合は個別の参加見合わせに応じるなどの柔軟な対応をお願いいたします。

 

 【スカウト活動のためのガイドラインより抜粋】

  • ①宿泊
  •   ・テントでの宿泊は1人/1テント(バディテントのように内部で仕切れるものは可)
  • ②食事
  •   ・調理・配膳担当者の専任(みんなでしない)
  •   ・調理・配膳担当者の健康管理の徹底
  •   ・調理器具の消毒・殺菌(アルコール等)
  •   ・食事前後での手洗いの徹底
  •   ・向かい合わせの着座を控え、黙食の励
  • ③ハイキングや登山
  •   ・歩行中は身体的距離(2m以上)を保つ
  •   ・長時間・体力を大幅に消耗するコースは避ける

 

3.救急法関連の有資格者、修了者について

 原則として、参加隊に次を修了(参加)した者を置くこと。

  • ・普通または上級救命講習
  • ・日赤救急法講習
  • ・県連安全危機管理講習会
  • ・県連救急法講習
  • のいずれか。

 

4.隊指導者が読んでおく書籍等

  • 「救急法〜野外活動のおける応急手当〜」(日本連盟)
  • 「安全・危機管理ハンドブック」(茨城県連盟)
  • 「ボーイスカウト隊リーダーハンドブック」(日本連盟)
  • 「指導者のためのスカウトキャンプ」(日本連盟)
  •    ※廃刊、県連盟HPにデータあり

 

 

技能章「野営章」取得への取り組み

 スカウティング・スキルについては、隊長認定の技能章が多く導入され、取得のハードルが下がっています。中でも「野営章」はスカウトであれば是非とも取得したい技能章です。
 今回の20ICは、コロナの影響もあり、ほぼまる1年スカウト・キャンプへの取り組みが不十分であることは否めません。おそらく参加する各隊では、事前に準備キャンプを行い、スカウト達に安全なスカウト・キャンプができる要取り組むことでしょう。その取り組み目標に「野営章」をおいたらどうでしょうか。下記に野営章の細目を挙げますが、全て基本的なことばかりです。中には現代にマッチしていない細目もありますが・・・。

 1級スカウトであれば、十分に取得可能です。2級スカウトでも、初級スカウトでも認定までには至らないかもしれませんが、取り組みは可能です。

●野営章 細目

  1. 入団以来通算10泊以上のキャンプ(3泊以上のキャンプに2回参加したことを含むこと、また自分が計画した班キャンプを含むことができる)に参加していること。
  2. キャンプ地を選ぶときの基本的な条件と自然環境を保護するための注意点を説明し、班キャンプにおけるサイト設計図を作成し、そのキャンプ地に合った班サイトを構築する。
  3. 家型テントとドーム型テントを含む、代表的なテントを3種以上張り、特徴、用途を説明できること。
  4. フライ付き家型テントを正しく張り、昼と夜、晴天と雨天、強風時に応じた綱の張り方ならびに支柱、ソドクロス、換気窓、扉の扱い、乾燥作業ができること。また、ドーム型テントの強風時および雨天時の対策、乾燥作業ができる。
  5. 木、竹などの材料を用い、正しいロープ結びを用いてキャンプ生活に必要な用具や設備、立ちかまどを含む3種以上を製作すること。
  6. キャンプの衛生について、次の各項にわけて説明ができること。
    1. 湿気の防止と乾燥作業の必要性とその方法
    2. 寝るテント内に食品を貯えることの有害な理由
    3. キャンプサイトにハエを発生させないための対策
  7. 夜のキャンプサイトにおける正しい明かりの取り方を理解していること。また、ホワイトガソリン、灯油、ガス、乾電池を使用するキャンピング灯火を3種類以上使用した経験があり、取り扱い上の注意事項・特徴・手入れの方法が説明できること。炊事用コンロの正しい取扱いが説明できること。
  8. 2泊以上のキャンプに必要な個人携行品を身につけて点検を受けること。

 ボーイスカウトの目的を達成するために行われるキャンプをスカウト・キャンプといいます。ボーイスカウトの活動で行われるキャンプのほぼ全てはスカウト・キャンプです。
 ・・・と難しいことはさておいて、スカウト達はどうしてキャンプが好きなのでしょうか。それは「楽しい」からです。スカウトだけでチャレンジできることがたくさんあって、それを班の仲間と一緒に、また班で分担されたことを個人として実施できるのです。それが実際に役立ち、他の班との競い合いにも有利になったり、先輩の知識やスキルに触れられたり、みんなで失敗したり・・・と、自分たち仲間として取り組めるゲーム(スカウティング・ゲーム)がそこにあるから、楽しいのです。だから「不便を楽しめる」のです。

 スカウト・キャンプは24時間ゲームです。24時間対班競点なのです。

 

 そんなスカウト・キャンプの生活は、全て「班」で行われます。隊の活動にも班で参加します。

 以前、ある大会での某隊では、「指導者サイト」にはマーキーが張られ、発電機による電気が供給され煌煌と明かりが点いていました。そのマーキーの中でスカウト達が、指導者の作った食事を摂っているのでした。キャンポリーはジャンボリーではありません。大会要項にもある通りキャンポリーは「合同野営大会」なのです。各隊で行われる夏季キャンプを同じ場所で行うという形態を取っています。ジャンボリーのようにプログラム優先でタイムスケジュールが進行するのではありません。班ごとに炊事する時間は十分にあります。

 

 スカウト・キャンプのモットーは、もちろん「そなえよつねに」です。

 これは、「なにかがあったときのために、モノを持って行く」ではなく、それとは全く逆で「なにかがあったときでも直ぐに対処できるように、スカウト・スキルを磨き創意工夫で対処する。それに必要な最小限の装備でキャンプに行く」ということなのです。

 ですから、スカウト・キャンプでは、それができるだけの知識や技能を身につけて、キャンプに臨むのです。身に付けるために1泊キャンプを重ねるわけです。それだから「不便を楽しめる」のですね。