●指導者研修デリバリーシステム、始動!!
平成28年度から、県連で実施している指導者研修(定型外訓練)の運営方法の一部を変更して、従来の県連が期日と場所を定めた「集合型研修」に加えて、県連が定めた研修内容をパッケージ(講師+資料)にして、団や隊等が希望する月日・場所に講師が出向いて研修を行う「デリバリー研修」をスタートさせます。
このデリバリー研修の意図は、個別支援の延長として「指導者が求める時に必要な研修を提供する」の具現化にあります。各隊のスカウトが喜ぶ魅力ある活動を実現するために指導者に研修を提供する、県連トレーニングチームが自ら開発した、茨城県独自の「指導者研修デリバリーシステム」です。
ごく簡単に説明します。まずは宅配ピザのシステムをイメージしてください。それで概要が掴めるでしょう。
●デリバリー研修の注文から研修実施まで
①お客さん(研修を希望する人)は、ピザ屋さんのメニューを見て、食べたいピザ(必要な研修)を決
めます。
ピザ(研修)は、それぞれのお客さんに合わせて、ある程度のトッピング(カスタマイズ)がオプ
ションで可能です。
②お客さんは、お店(地区指導者養成委員会)にピザの種類とトッピング、配達日等(研修日時)を指
定(要調整)して、注文が完了します。
③指定日にピザが配達センター(県連トレーニングチーム)から配達(研修メニューと講師と資料等)
されます。
代金引換です。
また、ピザを食べる環境(研修のための場所、用具・用品・資材等)は、お客さん側で用意します。
とまあ、こんな感じです。
メニューは2つ用意します。一覧メニュー(研修紹介メニュー)と詳細メニュー(シラバス)です。この2つのメニューをよく検討して発注します。
研修に必要な費用は、発注者が用意する会場費や資材費等と研修パッケージの費用です。パッケージには、講師交通費や保健費用、講師昼食費などが含まれます(詳細はシラバスに記載されます)。
また、このデリバリー研修の発注は、茨城県内の団・隊はもちろん、地区や県連の他、例えば近隣の団のCS隊長等の任意のグループ等でも可能です。
ただし、あくまでも県連指導者養成事業として研修を実施(講師を派遣)しますので、注文者(主催者)は、研修の実施報告(所定の研修報告、参加者名簿、会計報告、アンケート等)を県連事務局に提出することが必要となります。
平成28年度は、スカウトスキル(技能)中心の提供となります。毎年研修パッケージの種類を増やしていきます。
●デリバリー研修のメニューとシラバスの例
店舗(指導者養成委員会)
配達(トレーニングチーム)
お客(指導者等)
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②注文、オプション相談
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③配達、研修
①メニュー配付